キャッシングが初めてという方は、「店選び」も頭を悩ませると思います。
中にはヤミ金が堂々と看板を出して営業している場合もありますので、注意が必要です。
普通の会社員や公務員など、審査が通りやすい人は、アコムやプロミスなど有名どころから借りられるので安心ですが、中にはそういったところでは借りられない顧客も大勢います。
具体的には、学生や主婦などが挙げられますが、学生の場合は「学生ローン」という学生専門の消費者金融があり、全国的にはそれほど有名ではありませんが、学生達の間では口コミやインターネット等で広がりを見せている貸金業者も多くあります。
問題なのは専業主婦です。
「専業」とつくからには専門の主婦であり、働きには出ていない事になります。
　
総量規制後、主婦の権限が権限が奪われる
総量規制導入直前、専業主婦への救済処置として見直されたのが、「配偶者の年収を参照できるようにする」というものでした。
しかしこれには落とし穴があって、配偶者の了解と配偶者の収入証明が必要になるというものでした。
専業主婦の多くは自分の旦那には内緒で借りているという場合が多く、こういった人達が、「今までは借りられたのに、突然借りられなくなった」という話をよく聞くようになった。
業界内では有名な言葉で、「借りられない難民」が大量発生した瞬間です。
このような人たちが一気にヤミ金に流れ、かなりの問題となりました。
このような問題が未だに解決されないまま、放置されているのが現状です。
　
専業主婦でなくても借りられない人は大勢いる。
専業主婦の場合は「悪法」による犠牲者とも言えますが、中には様々な理由で大手消費者金融から借りられないという人達は大勢います。
理由は、職業や住居形態、家族構成等いろいろありますが、そおような人達はインターネット等を駆使して自分で探すしかありません。
とは言うものの、聞いた事もないような貸金業者に手を出す事は、かなり勇気がいるものです。
実際にヤミ金に手を出してしまっている人の多くは、気付かないうちに契約してしまっていたというケースが少なくはありません。
そこで、ちょっとした安心できる貸金業者の見つけ方を紹介したいと思います。

●登録番号を確認する
初めて消費者金融を利用する際、最も注意しなければいけないのが、”ヤミ金”に手を出してはいけないという事です。
相手がヤミ金かどうかを確認する方法は、「登録番号」を確認すればすぐにわかります。
登録番号とは、貸金業者が各都道府県知事や財務(支)局長から営業の認可を受けた番号です。
貸金業者は必ず「登録」を受けなければいけませんので、登録番号がない貸金業者は全てヤミ金になります。
登録番号は、その会社のホームページを見れば、通常はトップページに記載があるはずです。
もしなければ、「会社概要」等にあります。
登録は、各都道府県知事登録か財務(支)局長登録のいずれかになりますが、その違いは2都道府県以上に営業所や支店があるかないかによって変わります。
例えば、東京都のみで営業をしている場合は、「東京都知事(10)　第111111号のようになります。
2都道府県以上に営業所等がある場合は、「財務(支)局長(10)　第111111号のようになります。
因みに(10)は、登録を更新した回数になります。
登録を受けた貸金業者は、3年に1度、必ず更新をしなければなりません。
その際、その貸金業者は適切な営業をしているかどうかの審査がありますので、(内)の数字が大きい事は、一つの目安となります。
登録番号を確認したら、次はその番号が実在し、その会社のものかどうかを調べます。
調べ方は、下記金融庁のホームページで、「登録業者検索」をするだけです。
　
金融庁ホームページ「登録貸金業者検索入力ページ」
　
入力やり方は、、東京都知事(10)　第111111号の場合、「登録番号」に「10」を入力し、第○○号のところに「111111」と入力して、「検索開始」をクリックするだけです。