キャッシング全体の仕組み

はじめてのキャッシングでは、まず何をどうすれば良いのか?
借りた情報は他のローン会社にわかってしまうのか?
借りた後、支払はどうすれば良いのか?
とにかく何事もはじめての時はいろいろとわからない事だらけです。
 
STEP1>>>まずは事前調査を
前のページでも書きましたが、申し込みをする前に自分が一番気になっていることを電話で質問しましょう。
①在宅確認や勤務先在籍確認はあるのか?
②金利はどれくらいか?
③即日融資は可能か?
④支配日と最低返済額はどれくらいか?
⑤支払いは自動引き落としやWeb振り込み等はあるか?
⑥全国のATMで利用できるか?
などです。
因みに「いくらまで借りられるか?」は愚問です。
審査をしない事には、具体的な限度額を決める事ができないからです。
上の①~⑥は、一般的で誰にもあてはまる事なので、質問すればちゃんと答えてくれます。
そこで条件が合えば申し込みをしますが、条件が合わなければパスしましょう。
この時点では、まだローン会社は信用情報機関への照会をしていませんので、このやり方なら何件問い合わせても大丈夫です。
ただし、名前と生年月日を聞かれ、答えてしまうと照会されてしまうかもしれません。
本来は同意がなければ信用情報の照会はしてはいけないので、同意を求められるまでは心配ないはずですが、念のため質問の回答を先に聞き、納得がいったら申し込みましょう。
 
STEP2>>>申し込み
納得のいく会社が見つかったら、実際に申し込みます。
用意するものは、以下のものです。
免許証
パスポート
国・地方公共団体が発行する資格証明書
写真付きの住民基本台帳カード
国・地方公共団体が発行する写真付きの身分証明書
学生証(学生ローンの場合)
保険証は写真がないので、通常保険証1点では借りることはできません。
 
一般に申し込みをしますと、信用情報照会の同意書への署名が求められます。
この時点で、貴方が現在、何件でいくら借りているかがローン会社にわかります。
他で借り入れがあれば、そこで登録した住所や電話番号等も同時にわかります。
また、この時点で借りた借りないに関わらず、「問い合わせ1」が記録されます。
審査が通ったら、よほど変な会社でない限りそこで決めてしまった方が良い場合が多いです。
(問い合わせ件数が増えると、借りにくくなる為)
 
申込書の記入(インターネットの場合、ネットから申し込み)
住所・電話番号・氏名・生年月日・勤務先・家族構成等が聞かれます。
一通り申込書を書き終えると、いよいよ審査に入ります。
ベテラン社員であれば、その場で回答がもらえますが、担当者の経験が浅いと若干待たされます。
これは、上司に確認してもらっている為です。
 
STEP3>>>審査通過
審査が無事通ると、実際に融資が受けられます。
この際、規模が小さくATM提携がない会社では、ほとんどの場合がその場で現金を交付されます。
大手消費者金融や銀行系カードローンでは、カードが交付される場合が多いです。
カードの場合、即日発行と自宅郵送があり、自宅郵送の場合だと事実上即日でのキャッシングは不可能です。
そのあたりは、事前に確認すべきでしょう。
また、この時に支払方法など重要な説明がされます。
しっかりと聞いて、わからない箇所は積極的に質問しましょう。
※書面も渡されますが、自宅できちんと見る人は少ないようです。
書類はきちんと目を通しておきましょう。
 
STEP4>>>支払い
●大手の場合
大手消費者金融や銀行系カードローンでは、ほとんど自動引き落としのサービスがあるので、こちらを利用すると良いです。
振り込み手数料も掛かりませんし、手間も掛かりません。
また、「つい、うっかり」というミスも防げます。
それと全国のATMでカードが使える場合も多いです。
自宅や職場近辺のATMで、いつでも気軽に使えるので便利です。
 
●小規模ローンの場合
小規模ローン会社では、ATMはおろか自動引き落としさえ扱っていない場合も多く存在します。
この場合は、大手消費者金融より、より正確に自分の契約内容を把握しておく必要があります。
大手の場合、自動引き落としがありますから、とりあえずお金さえ引き落とし用の口座に入れておけばなんとかなります。
しかし、小規模の場合は、支払い方法が振り込みか店頭持参などに限られていますので、自分である程度の残高や月々の返済額、毎月の支払日等を把握していないと、うっかり遅延や支払金額不足等が発生しがちです。
細目に残高確認の電話を入れるなどして、しっかりと管理しましょう。
 
STEP5>>>追加融資・再契約融資
追加融資や再契約は、新規申し込みとは違って面倒な手続きはほとんどありません。
ATMなら近くのATMですぐに引き出せますし、小規模ローン会社の場合は電話すればすぐに振り込んでもらえます。
 
STEP6>>>全額返済時の通常完済と解約の違い
利用中はともかく、全額返済したら自分の個人情報はどうなるのか気になる人も多いと思います。
普通に全額返しただけでは、通常は契約そのものは残ったままとなります。(通常完済、又は、包括残ゼロ完済とも言われます)
もし、借りた形跡すら消し去りたいという場合、解約の手続きをしなければなりません。
こちらの説明は若干長くなりますので、また別のページで説明したいと思います。

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